2015年11月02日
秋の奈良井宿
前回、木曽のかみむらくつ店に下駄をなおしてもらいに行った話をいたしました。
今日は直してもらっている間の木曽ぶらについて書きますね。
前回書き忘れましたが、この日ももちろん着物です。
寒くなると着たくなる、赤黒格子のウール着物。
髪型も先日の櫛を使って江戸町娘風にしてみました。
前日本屋で北沢房子さんの「信州魅惑の寺」を立ち読みし(←買えよ!)
木曽福島のあたりに枯山水のお庭のある寺があるらしいというおぼろげな情報を得ており、靴屋を出た後グーグルナビでそちらを目指すのですが、ナビに逆らい迷子になり、その後ナビのいう目的地に着いたのに何もなくて釈然としないまま奈良井宿方面へUターン。
途中通った木曽福島の田ぐちさんという菓子屋が気になりましたが、菓子より飯状態だったので、そちらはまた今度行きたいと思います。
その後奈良井方面へ向かうも、途中藪原のあたりでわき道にそれてまた迷子になり、奈良井についたのは13:00頃。
食事をとろうと入ったのは「カフェ深山」さん。
奈良井宿の並びではなく、大橋の道の駅の向かい側、線路の地下道をわたって出たところのカフェです。
思いのほか食事メニューが少なく、カレーか軽食のえごまのおはぎかキビもち入り団子の3択。
アンコは得意じゃないけれど、おはぎのもち米がつぶつぶしたやつが好きなので、アンコ味じゃないことを確認してえごまのおはぎとやらを注文。
出てきたのは、おはぎの中身にごまだれみたいなタレがかかっているもの。甘じょっぱくてお食事系のおはぎでした。
最近はやりのオメガ3とかα-リノレン酸の入ったエゴマオイルのえごま、たれの粘り気はもち米のねばねばじゃなくてすったえごまによるものだそうです。
初めて&ここにしかない味でした。また食べたい。
からの、奈良井ぶらぶら、さすがに良いシーズン良い天気なのでそれなりの人出。
でも着物着た人はいなかったなぁ~。
この日は結構「きもの良いね」と話しかけられたり、「ここの町並みに和服は似合うねぇ~」などと背後でひそひそされる日でした。
ひそひそされるの嫌いじゃないので、どうぞ聞こえるようにひそひそしてください(笑)
工芸品と喫茶の「まるきち」さんの奥さんが「私も着るのよ~」と言ってくださいました。ぜひ着物でお店立たれたら良いのに!
今回は初めて上問屋資料館へ入ってみました。
以前お邪魔した中村邸と造りは似ていましたが、こちらのほうが広いかな?
明治天皇がお立ち寄りになりご昼食をとられたそうです。
ちょうど東山魁夷の作品展をやっていました。
現在木曽地域の各所でやっているそうです。御嶽山にからんで木曽地域の復興事業のようです。
くわしくはこちら→http://www.shinmai.co.jp/ontakesan/article/201510/20014231.html
ひととおり歩いてカフェこでまりさんで一休み。以前きものともだちで来たところ。座ってみたかった2階席へ。
町を行きかう人々をゆったり見下ろすのは面白いです。
天井が低くて、照明に頭をぶつけましたが。
いただいたのは、さるなしのハーブティー。
さるなしは山のキウイフルーツといわれる、酸味のあるさくらんぼ~ブドウ大の実。奈良井のあたりに自生しているそう。
それをシロップ漬けにしたものを、ローズヒップベースのハーブティーに入れてロシアンティーのごとくいただきます。
美味しい~!ついついお茶に入れずにさるなしだけでたべてしまう(^^)
えごまといいさるなしといい、珍しい味に出会える日です。
ところで、カフェ深山でもこでまりでも、立ち寄ったお土産屋さんでもストーブが出ていました。
直火の薪ストーブがおおく、風情があってよかったです。
骨董品の湖月堂さんのストーブはブタさん型でした。写真撮れなかったのでイラストで描くとこんな感じ。
暖かいだけじゃなく、独特の暖房のにおい?が冬の訪れを感じさせます。
さて、このあと下駄を引き取りにもう一度木曽福島方面へ向かうのですが、先述のお寺にも無事行くことができました!
奈良井を出る時点で15時を過ぎていますが、ここからの話が長くなるので次回に持ち越します!
では、また。
今回出てきたおみせ。
かみむらくつ店
御菓子司田ぐち
カフェ深山
村山工芸所まるきち
上問屋資料館
茶房こでまり
家具 雑貨 古民具 湖月堂
(湖月堂ブログ(ナガブロ))
今日は直してもらっている間の木曽ぶらについて書きますね。
前回書き忘れましたが、この日ももちろん着物です。
寒くなると着たくなる、赤黒格子のウール着物。
髪型も先日の櫛を使って江戸町娘風にしてみました。
前日本屋で北沢房子さんの「信州魅惑の寺」を立ち読みし(←買えよ!)
木曽福島のあたりに枯山水のお庭のある寺があるらしいというおぼろげな情報を得ており、靴屋を出た後グーグルナビでそちらを目指すのですが、ナビに逆らい迷子になり、その後ナビのいう目的地に着いたのに何もなくて釈然としないまま奈良井宿方面へUターン。
途中通った木曽福島の田ぐちさんという菓子屋が気になりましたが、菓子より飯状態だったので、そちらはまた今度行きたいと思います。
その後奈良井方面へ向かうも、途中藪原のあたりでわき道にそれてまた迷子になり、奈良井についたのは13:00頃。
食事をとろうと入ったのは「カフェ深山」さん。
奈良井宿の並びではなく、大橋の道の駅の向かい側、線路の地下道をわたって出たところのカフェです。
思いのほか食事メニューが少なく、カレーか軽食のえごまのおはぎかキビもち入り団子の3択。
アンコは得意じゃないけれど、おはぎのもち米がつぶつぶしたやつが好きなので、アンコ味じゃないことを確認してえごまのおはぎとやらを注文。
出てきたのは、おはぎの中身にごまだれみたいなタレがかかっているもの。甘じょっぱくてお食事系のおはぎでした。
最近はやりのオメガ3とかα-リノレン酸の入ったエゴマオイルのえごま、たれの粘り気はもち米のねばねばじゃなくてすったえごまによるものだそうです。
初めて&ここにしかない味でした。また食べたい。
からの、奈良井ぶらぶら、さすがに良いシーズン良い天気なのでそれなりの人出。
でも着物着た人はいなかったなぁ~。
この日は結構「きもの良いね」と話しかけられたり、「ここの町並みに和服は似合うねぇ~」などと背後でひそひそされる日でした。
ひそひそされるの嫌いじゃないので、どうぞ聞こえるようにひそひそしてください(笑)
工芸品と喫茶の「まるきち」さんの奥さんが「私も着るのよ~」と言ってくださいました。ぜひ着物でお店立たれたら良いのに!
今回は初めて上問屋資料館へ入ってみました。
以前お邪魔した中村邸と造りは似ていましたが、こちらのほうが広いかな?
明治天皇がお立ち寄りになりご昼食をとられたそうです。
ちょうど東山魁夷の作品展をやっていました。
現在木曽地域の各所でやっているそうです。御嶽山にからんで木曽地域の復興事業のようです。
くわしくはこちら→http://www.shinmai.co.jp/ontakesan/article/201510/20014231.html
ひととおり歩いてカフェこでまりさんで一休み。以前きものともだちで来たところ。座ってみたかった2階席へ。
町を行きかう人々をゆったり見下ろすのは面白いです。
天井が低くて、照明に頭をぶつけましたが。
いただいたのは、さるなしのハーブティー。
さるなしは山のキウイフルーツといわれる、酸味のあるさくらんぼ~ブドウ大の実。奈良井のあたりに自生しているそう。
それをシロップ漬けにしたものを、ローズヒップベースのハーブティーに入れてロシアンティーのごとくいただきます。
美味しい~!ついついお茶に入れずにさるなしだけでたべてしまう(^^)
えごまといいさるなしといい、珍しい味に出会える日です。
ところで、カフェ深山でもこでまりでも、立ち寄ったお土産屋さんでもストーブが出ていました。
直火の薪ストーブがおおく、風情があってよかったです。
骨董品の湖月堂さんのストーブはブタさん型でした。写真撮れなかったのでイラストで描くとこんな感じ。
暖かいだけじゃなく、独特の暖房のにおい?が冬の訪れを感じさせます。
さて、このあと下駄を引き取りにもう一度木曽福島方面へ向かうのですが、先述のお寺にも無事行くことができました!
奈良井を出る時点で15時を過ぎていますが、ここからの話が長くなるので次回に持ち越します!
では、また。
今回出てきたおみせ。
かみむらくつ店
御菓子司田ぐち
カフェ深山
村山工芸所まるきち
上問屋資料館
茶房こでまり
家具 雑貨 古民具 湖月堂
(湖月堂ブログ(ナガブロ))